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ナミビアタイプ

ヒョウモンガメをナミビアヒョウモンガメ(Geochelone pardalis pardalis)とバブコックヒョウモンガメ(Geochelone pardalis babcocki)の2亜種に分類するか、亜種を認めないとするか、もっと多くの亜種に分類すべきかは、現時点では意見の分かれるところとなっています。

「亜種」とは何か?
亜種(subspecies)としているのは、「地理的変異パターンを示す個体群の集団」。種の下位区分。
地理的に離れた個体群の生殖的隔離障壁の有無の確定は不可能であるため、異所性個体群は形質が不連続であっても、同種とするか別種とするか判断が難しい。

「種」とは何か?
(species)の概念はいくつか提案されているようです。
類型学的種概念(Typological species concept)
「共通の形態プランに従う個体の集まりが種で、それは本質的に性的なもので変化しない」
リンネの時代のキリスト教思想のもとに普及した概念。
形態学的種概念(Morphological species concept)
「その他の生物学的要素を考慮せずに、形態形質のみに基づく種概念」
形態の違いは機能の違いを意味し、機能の違いは生活の違いを示唆する。
生物学的種概念(Biological / Isolation species concept)
生殖的隔離を第一基準とし、エルンスト・マイヤーが「種とは互いに交配しうる自然集団で、それは他のそのような集団から生殖の面で隔離されている」と定義した。

ダーウィン進化論の後、分類学には、進化の様子を表現する目的(系統学的な目的)が加わった。

とても奥深い学問ですが、きりがないので大体こんな感じで。
で、話をヒョウモンガメに戻すと。
「本種の地理的変異についての研究がまともに行われていないこと、両亜種の形態的特長がまともに定義されていないこと、両者の分布の境界が曖昧であること、中間的な個体群が非常に広く分布することなどを理由として、適当でないとされ、これらの亜種を認めないという見解が有力である(Lambert,1995;1996a)」
ということだそうです。

参考文献: 
動物分類学30講
クリーパーNo.11 分類と生活史 安川雄一郎

うぅむ。あくまで素人考えですが・・・。
海などで隔離されておらず、棲みかとなる土地、水資源が減っている現在では、亜種の区別がつかない個体が生まれても当然ではないのでしょうか。そもそも餌があれば、ヒョウモンガメは広範囲で活動しないのではないでしょうか。
なんて疑問をもってしまいます。
ヒョウモンガメの論文を一つも読んでいないので、トンチンカンなことを言っちゃってるのかもしれませんが・・・。

種として認められなければ、科学の対象とはならない。つまり、保護の対象とはならない。
で、あれば、ヒョウモンガメの研究が早く進めばよいと思ってしまいます。

でも、ブログにアンケートをつけてわかったけど、ナミビアヒョウモン半端じゃなく人気無いからなぁ。
RIMG3981.jpg 「えぇっ。」

RIMG3982.jpg 「人気無いんだぁ。」
無いねぇ。悲しいほどに・・・。
RIMG4006.jpg 「そうかよっ。」

RIMG4009.jpg 「けっ。」
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テーマ : 学説
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

非公開コメント

確かに亜種の位置付けは難しいと思います。
私が飼育しているセマルハコガメも台湾、中国、八重山(天然記念物)がいます。
台湾→中国→八重山の順に背中が丸く盛り上がっていきます。
確かに台湾は平たく、中国はこんもりしていますが、中には中国でも平たい個体もいますから、判別は難しいと思います。
ましてや中国と八重山の判別はもっと難しく、中国亜種として八重山セマルが店頭で売られている事もあります。
何が亜種でどう判断するのかは、専門家で無いのでわかりません。
八重山セマル、八重山ミナミイシガメ、京都、岐阜のタイリクミナミ等、元々は日本にはいなかったようですが、その地域で自生して子孫を残していく内に、固有種化をしていったのかと思います。
日本は島国ですから、日本猫も日本の固有種として位置付けているようです。

要するに、亜種は見た目の判断が難しいと言う事ですかね。

私個人はナミビアヒョウモン、結構好きですよ。
模様がとても綺麗で!

上州羽物クラブさんへ

ごめんなさい。
セマルハコガメのことは全く知らないので慌てて調べました。
沖縄県のサイト
http://www.pref.okinawa.jp/okinawa_kankyo/shizen_hogo/rdb/sp_data/h-00997.html
環境省の絶滅危惧種検索
http://www.biodic.go.jp/rdb/rdb_f.html
国の天然記念物が販売されているのですか・・・。
ひどい話ですね。

ナミビアヒョウモンをほめていただけると嬉しいです。
ありがとうございます。

亜種って地形によっての突然変異種なんですね!
こう言うのは何故か興味アリです^^
学校の勉強は駄目ですけど。

ええ?人気ないのですか?(´・ω・`)綺麗な模様なのに・・・そして、研究が進んでいないから保護の対象になりにくいとは・・・。こんなに可愛い生物が、いつか地球上から消えてしまうなどという事のないように、研究者の方には是非とも頑張っていただきたいものですね。

黎さんへ

調べて書いたから、なんだか小難しい感じになっちゃたのに、読んでくれてありがとう^^
進化とか突然変異って不思議ですよねぇ。
カズウリの細かい豹柄も地形的になにか意味がありそうな気がするんですが、都市化、砂漠化で地形がかわったら、わかんなくなっちゃうんじゃないのかな・・・なんて思っています。

びびさんへ

綺麗な模様って言ってもらえるとメチャメチャ嬉しいです♪
そうですよね。
ゾウやサイとかと比べると観光資源としても価値が低いかもしれないけど、早く研究を進めて欲しいです。
紛争とか、貧困とか、差別とか、密猟とか・・・色々あるところだから・・・簡単じゃないのかもしれませんが・・・。
うぅむ。
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ザラタヌシ

Author:ザラタヌシ
カメの飼い主。
カメを見てるだけで、幸せな気持ちになります。

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